株式会社日立ハイテクのブランドブックの制作を担当しました。この制作は、同社の中期経営計画の大幅な見直しに伴うものであり、その一環として新たなブランドブックの開発が求められました。他にも、ブランドムービーの制作行いました。
Project Background
「会社の魅力を伝えるためのプロセスを整理」
株式会社日立ハイテクが非上場企業となったことに対応し、ブランドブックは統合報告書形式ではなく、企業紹介を主軸とする形で制作されました。そのため、社のビジョンや理念、製品やサービス、企業文化などをより一層強調し、伝えることに重きを置きました。
そして、ブランドブックを利用する人々のユーザーエクスペリエンス(UX)を十分に考慮し、その内容と装丁が決定されました。これは、閲覧者が情報を容易に理解し、日立ハイテクのブランド価値と企業文化を感じ取ることを可能にするための重要なステップでした。
Design Purpose
ステークホルダーの体験を最適化する
ブランドブックはさまざまなシーンで活用されています。業界によってそのパターンや優先度が変わることがわかっています。本プロジェクトにおいては、予想以上に多くのステークホルダーが関わることがわかりました。最終的には、ブランドブックがエンドクライアントのデスクの上に置かれること、これが目指すべき状態目標でした。
Design
デザインモチーフ”H”

表紙にはその会社の姿をわかりやすく表す方法として、"H"のモチーフを用いました。写真の中には4つの事業を表現する写真とカラーを適用しています。このHグリッドのモチーフは、ブランドブックの各所に散りばめてエッセンスとしても利用しています。
「見る・測る・分析する」の未来図

「見る・測る・分析する」は日立ハイテクの事業を表す言葉です。同社が実現する未来において、それぞれの事業がどんな形で活躍していくのか。そんな未来図を表現しています。
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